革靴好きに限らず、革製品は水に弱い物もあります。また、けっこう染みになったりする事もあり、どういった感じで革製品を選ぶのが良いのか?検証してみました。
今回のサンプルの靴では、
ロックポートの最近購入したレザーシューズです。
雨仕様のモデルも販売されていますが、こちらはアウトレットモデルで普段用に購入したモデルです。
甲の部分などまだらになっている所が雨に濡れた後、乾いた状態です。
つま先部分は、ポリッシュ、ワックスで磨いているので、水をはじいています。
ミンクオイルを塗ったりもしていますが、水が浸透して乾くと、
どうしても跡が残りました。また、防水スプレーも1週間前に吹き付けており、効果がなくなったのかも知れませんが、意外に跡が目立ちます。
ミュージアムカーフとか、そういった感じに思う方法もありますが、
いちお、水濡れに弱い革靴の対策についてです。
水対策を行う
水対策では、日頃のメンテナンスとして
適度に靴クリームをなど塗る事である程度油脂等で水の浸透を
防ぐ方法になります。
またポリッシュなどワックスに仕上げた部分は、
ワックスを塗ってない所より水をはじきやすい分、効果的です。
他では防水スプレーを使用するなどありますが、
最終的には、雨の日にはあまり履かないように気を付けるのが対策です。
専用の防水クリームなどもろもろありますが、
そこまで手間暇掛けて履くより、履かない方がラクです。
対処法で解決する
対処法では色々ありますが、乾いた後、汚れを取り除いて
サドルソープで靴全体に泡を付けてふき取って乾燥させます。
その後、靴クリームなど塗ってお手入れを行って完了です。
サドルソープもあまり使い過ぎると良くない話もあり、
アルカリ性が強いので革を痛めやすくなる情報もあります。
履き込んで汚れた革靴では、サドルソープで
雨染みや塩吹き等のケアになるとも言われています。
雨にも履ける靴を揃える
私の場合、さすがにケアに気を使い過ぎるのも大変と思い、
サンダースのポリッシュレザーの靴を購入しました。
クリーニング屋さんに出したりもろもろ考えると、
はじめから、雨に強い靴を履いて出掛けた方が賢明と考えたからです。
また、今後の革靴購入の参考にもなっています。
水に弱い靴など、お手入れに手間が掛かる靴は、
あまり実用的でないと考えたからです。
他ではワキシレザー、オイルドレザーなど雨に
強そうな感じの靴もありますが、こちらになると、オイルを塗り過ぎるとカビが発生しやすくなるとか、色々な情報もあります。
レッドウィングのブーツなど、オイルドレザーのモデルは、
けっこう雨にも強い感じです。ただ、黒カビが発生しています。
以上の感じで、高級靴を所有しても
雨に弱い靴もあるので、ケアやお手入れの知識も大切です。