革靴ブランドの中でコスパモデルとしても
人気なバーウィックをチェックしてみました。
そもそも、コスパ靴の条件は、なんぞや❔
と、いった疑問もあります。今回はその辺りから入って行きます。
製法がグッドイヤーウェルテッド製法やハンドソーンウェルテッド製法など
靴の製法も色々あるので、1つの目安ですが、
基本的にグッドイヤーウェルテッド製法やハンドソーンウェルテッド製法の
モデルは、製造に手間が掛かるので高価と言われています。
なので前回紹介した
クレマンの革靴などセメンテッド製法の靴は、
あまりコスパ靴と呼ばれ難い所もあります。この辺りはソール交換が比較的行いやすいグッドイヤーウェルテッド製法の革靴の方が、修理しやすい事などから長持ちしやすいから。と、いった理由もあると考えています。
バーウィックの革靴は、
グッドイヤーウェルテット製法を採用したモデルなので、
本格靴としては比較的、低価格な事から人気が高いです。
実際には、必ずしも高級靴と同じでない所もあるそうです。
例えば素材とか中に入っているシャンク、革質のランクもあるので、
比較的低価格で本格靴のモデル。と、いった感じになるみたいです。
コスパモデルはそれぞれ特性の違いもある
コスパモデルでもブランドによって、
どこに力を入れて作られているかで、方向性作りの違いもあるそうです。
なので、アッパーの革質に力を入れて、
靴の内側の素材は比較的安い素材を使用しているとか、
シャンクの素材やコルクの量、縫製の縫い目の細かさなど色々と差があるそうです。
比較されるモデルでは、ジャランスリウァヤ、
レイマー、スコッチグレイン、ショーンハイト、
42nd royal highland、リーガルなどが、近い感じになると思います。
グッドイヤーウェルテッド製法だけで見れば、
他にも色々なブランドもあるので、必ずしも、それだけでもない所もあります。
デザイン、シルエット、ティスト
バーウィックは、デザイン、シルエット、ティストなど、
高級モデルの雰囲気と似た感じのタイプもあります。この辺りは、
けっこう重要なポイントと考えています。
たとえば、いくら欲しい靴があっても、
あまりにも高額になると、気軽に手に入れて履くのは、もったいない。
と、いった所もあるからです。グッドイヤーウェルテッド製法の靴で、こんな雰囲気やこういった質感の雰囲気で比較的価格が抑えられた靴を普段に履きたい方には、バーウィックも選択肢の1つになります。
例えば、コードバンの革靴など
かなり高額になっているので比較的価格のこなれたモデルを探している方では、
バーウィックも選択肢に入ると思います。
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アノネイのボックスカーフ仕様の靴で
レザーソールのストレートチップの革靴が欲しいみたいに、考えると、
高級靴のクォリティでなくてもお手頃で手の届きやすいモデルなどあります。
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その他では、気軽に普段靴としても履きたい方では、
セール品やサンプルモデルからチェックするのも、意外な
掘り出しモデルが見つかる可能性もあります。
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安いモデルでは、
ガラスレザー仕様のモデルもあるみたいなので、
ガラスレザーが苦手な方は、値段以外にも素材をチェックした方が良いです。
個人的に普段靴として履く頻度が高い靴程、
ガラスレザーなど所有しておいた方が靴ケアの手間を省ける面もあります。