ハイクラスブランドの革靴では、
何々の製法で。。。みたいな技法やウンチクが幾つかあります。
実際に、ハイクラスブランドのウンチクとなる技法を
安い価格帯でも取り入れている靴をコスパブランドと言われたりしています。
製法や造りが同じでもクオリティの差がある
実際にハイクラスのブランド靴より
コスパブランドの靴を買えば 同じ製法、技法だからお得なのか?
調べてみた感じの感想です。
率直な意見では、いくら技法を取り入れても
ハイブランドの靴と同じデザイン力とか雰囲気、
カッコよさみたいな所は違います。
よく人気ブランドである話ですが、この靴は本物ですか?
偽物ですか?みたいにデザインや作りが同じ様でも本物より
クオリティが劣化しているケースがほとんどです。
同等の製法や素材を使って総合的なクォリティまで
同じでは、無いと思います。
カジュアル衣料では、
MA-1タイプのジャケットを
オリジナルブランドのアルファ社の
ミルスペック仕様モデルMA-1と同じですか?と、尋ねられると、
素材のさわり感から違うとかパーツのがっちり感が違うとか、
似た感じても比べると全然、違うみたいな所もあります。
なので、コスパブランドと
ハイクラスブランドを比較して製法や技法が同じだから、
品質も同じクォリティーも同じ。みたいなのは、また別になります。
同じ技法を取り入れても
ハイクラスブランドと同じクオリティとは、限らない所もあるからです。
同ブランドでグレードの差を
比較するとわかりやすい。
製法が同じと言われているモデルを
ハイクラスブランドとコスパブランドで比較する方法もあります。
同ブランドでグレード違いで
比較すると、比較的わかりやすい所もあります。
例として三陽山長の友二郎といった靴がわかりやすいです。
デザインと木型が同じで、グレードモデルがそれぞれあるからです。
防水友二郎は中国メイドで、合皮モデルです。
見た感じのシルエットやデザインは、他のグレードと同じです。
個人的に、合皮でも
靴のお手入れなど簡単で、普段履きには便利かな?
と思う所もあります。
|
次は、ラバー友二郎です。こちらは、
本物の革を使用して製法もグッドイヤーウエルテッド製法。縫製も細かく、日本製です。
合皮と比較すると、お値段もアップして来ます。
|
さらに次は、匠友二郎です。
作りでは、色々なハイクラスモデルの靴に
採用される技法を取り入れて作られています。
革質や縫製も、職人技で細かい仕事が多く、
ハイクラスモデルの靴としての技法が取り入れられています。
|
以上の感じでグレードの差もありますが、
例えば匠 友二郎と同当の技法を取り入れ造られ
たコスパブランドの靴があったとします。
この場合、一見、同ランクの様に思かも知れませんが、
実際には、どのくらい手間を省いていたり、こだわり部分を
どこまで残して造られているのか?でも違ってくる感じです。
私がもろもろ、コスパブランドの情報を調べてみた感じでは、
ハイブランドと比較して縫製が粗い所がある。造りに雑な所もある。
革質のグレードが落ちる。
など、一概に製法が
同じだからクオリティも同等と見るのは、違うと考えています。
中には歴然とした作り込みに差が生じているモデルもある感じです。
まとめ
低価格でハイブランドティストの靴を
手に入れてみたい方には、おすすめの部部分もあります。
ですが、ハイクォリティの靴を手に入れたい場合では、
必ずしもコスパブランドの靴がハイクォリティでも無い所もあるみたいです。