靴底がすり減った靴は補修する
革靴について踵がすり減ったら捨てる。みたいな方の話もありますが、
程々にお手入れしている靴で、踵以外は特別大きなダメージの無い靴は、踵補修材を使って修繕する方法もあります。
今回は、アシックスの革靴を綺麗にお手入れした後、
踵がすり減っていたので保管単に補修して見ました。
まず踵の補修する部分をを紙やすりでヤスリ補修材の接着定着率を高めます。
けっこう適当に行って削れて色が他の部分より黒くなったとか、削れた感じになったら、
マスキングテープを貼ります。
今回はホームセンターで販売されている手でちぎって貼れる
ナイロンテープを使用しました。
踵のすり減り断面です。けっこうすり減っている感があります。
すり減った部分でなくソールが残っている部分に
補修材が付くとデコボコになるので、修復する箇所以外はマスキングします。
踵の側面は台紙やプラスチックのファイルケースみたいなものを切って、
セロテープなどで止めて補修材を塗って行くときちんと塗れます。
今回は指で押さえて、だいたいで補修材を付けています。
ヘラが無かったので、掃除機の紙パックの型紙の切り取った部分を
使用して塗っています。
ある程度ならしたら、へらで表面を馴らして、そのまま24時間以上、置いおきます。
今回使用したのは、シューグーといったかかと補修材です。
このシューグーはきちんとふたを閉めておくと、10年くらい
ほったらかしでも、使用可能です。
色は白や無色もあるので、靴のソールに合わせて使用するのもおすすめです。
私の場合、仕上がりなどあまり気にしないのと、デコボコしていても、
踵を地面で軽くこすらせたりして慣らして行くので、それほど神経質にならないで使っています。
また固まると若干縮むのでその場合は、
継ぎ足して補強したり縮んだ所や隙間に再度使用して整えると良い感じです。
はみ出た部分は、ハサミなどで切り取ったりして多少整えるのもおすすめです。
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他の靴で補修したののは、次の感じになっています。
補修した画像を映し直しました。
修理するとかケチ臭い。みたいな感じに話す人もいますが、
この辺りは、修理する所が近場にないと、わざわざ持ち込む暇がないとか、
料金もけっこう掛かる話もあるので、できたらなるべく長持ちして履きたい所もあります。
靴を買い直す方法もありますが同じモデルが販売されて無いケースや、
けっこう価格が良い靴では簡単に買い替えを行うのも難しかったりするからです。
ブーツはレッドウイングの古いモデルなので現行モデルと違います。
またスエードの靴も、今は販売されて無いモデルなのと同じブランドの靴では、軽く10万越えなので、さすがに簡単に買い替える靴でも無いからです。
また修理をすると純正品でなくなるので、
オリジナルの履き心地と違ってしまうと、本来の履き心地に
拘ると難しい感じもあります。
新しい靴も買ったりしていますが、
それぞれ良さもあるので気に入った靴は修理して
長く履くのも良い感じと考えています。