前回、ニューバランス１７００を語ったので、
今回は引き続き、ニューバランス１４００を語ります。
ニューバランス１４００は多分、
日本では１３００や１５００より、履き心地としては、
フィットして履きやすいモデルです。
ちなみに私が
初めて買った高級スニーカーは、ニューバランス１４００です。
どうして１４００を買ったのかは？
普通に先入観なしで、ショップの中で一番、高いスニーカーが
ニューバランス１４００で新製品だったからです。
１５００は、後から知りましたが、
１３００の後継モデルとして期待されましたが不人気で
コケたモデルと当時のファッション誌に書かれていた記憶があります。
１４００の方が後発の発売になりましたが、
そんなにムーブメントになる程、人気が出た記憶もありません。
ニューバランスも当時では、
そこまで知名度が高かった感じても無かったと思います。
ファッション系ではラルフローレンが
１３００を履いて雲の上を歩いている様な履き心地とコメントした事で、
人気に火が付いて説もあります。
９９０については、私の記憶では、それ程、騒がれた感じも無いです。
９９０は当時、量販店で色々なカラーモデルがセールで販売されていた事もあります。
エアフォース１も白を
量販店で試しに履いた事もありますが、
当時としては、スクールカラーのイメージが強いのと、
部活の運動靴。と、いった感じから今ほどデザインでおしゃれ。
と、いったイメージは低かったです。
１４００はモスグリーンのスエード素材で、
軽くてゆったりした履き心地で普段用によく履いていました。
ただ、残念な所では、
当時はハイテクモデルに火が付いてしまい、
１４００も当時では、あまり評価されないまま、ニューバランスは、
苦境に立たされて行きます。この辺りの文面も当時のファッション雑誌の内容です。
当時人気だったアイドルがドラマで履いた事もあり、
ナイキエアマックスの人気に火が付いた事もあります。
そういった事から、デザインは
クールとなった所もあります。
実際に今から見直すとファッションでは、
ヴィンテージジーンズ501XXとか、クロムハーツのシルバーアクセサリーが
流行ったり、フライトジャケットなどが人気だったので、オールドスクールスタイルに合わせるファッションでは、ダンクとかの方がカレッジスタイルでマッチングしていた気もします。
時計は、Gショック、バッグは吉田カバンなど、流行っていた感じです。
そういった感じで、１４００は
履き心地がよくオールスエードで通気性も良く、
１３００より履き心地も良いモデルです。
理由は、１３００の後継機として
開発されたモデルなので、履き心地もアップデートされています。
１５００、１４００、１６００と
あまり人気が取れないまま、ハイテクモデルに押されていた時代に
リリースされたのがニューバランス１４００です。
１７００は、どうなった？と尋ねられると、
ハイテクブームも終わりに入ってきた頃で、その後、反動からスニーカーが
売れない時期が続いて所もあります。
レッドウィング、
ビルケンシュトックなどが注目されて、
ローテクに落ち着いた時期が長く続く事になります。
なので、１４００の価値については、
ここ近年になって良さが見直されたモデルです。
ケアグッズとしては、
スエード用スプレー、スエード用ブラシなど揃えた方が良いです。
この辺りは、使い捨て的な感じで中々リペアして履く。
といった所が少なかったので、コスパとしては、高い感じです。
将来的に見ると、環境問題もありリサイクル、リペア可能なモデルが
注目されて来る可能性もあります。
プチプラで使い捨てモデルの時代も
変化して来る可能性もあるので、良い物をセレクトして行く目を養う事も
大切になってくるかもしれません。
