ソール交換は本当に得なのか?
革靴の話で良くこの靴はオールソール交換できるのでお得です。
みたいな話を聞く事があります。実際にオールソール交換した方が得か?損か?
について私の体験を踏まえた検証の話になります。
私の個人的な見解では、頻繁に履いていて靴底がすり減ってしまう場合、
ソール交換を行った方が革の状態が良ければ良いと思います。
一方、ソール交換を行うメリットが低い靴では、
革の部分に大きな傷があったりひび割れなどある。
カビが生えて跡が残っている場合、履きしわが大きくあり
型崩れを起こしている靴。
見た感じソール交換を行っても
お出かけに履きにくい状態の靴は、メリットが低いと思います。
その他では、値段が安い靴を買って
ソール交換を行うと買った靴の購入代金より高くなる場合、
余程のお気に入りの靴で無い場合は、ソール交換より買い替えた方が
良い場合もあります。
オールソール交換をして履き込んでも良い感じのモデルでは、
レッドウィングのブーツなどエイジングで味が出て来るモデルなど良いと思います。
個人的に所有している靴の中で微妙な感じの靴では、
ガラスコーティングの靴で靴が擦れてコーティング部分が剥げて目立つ靴の場合、
普段履きとしては、良い感じですがドレスシューズとしては、ちょっと微妙になっている靴もあります。
修理も値段を気にしなければ可能な話もありますが、
得かどうかでは、難しいと考えています。
簡単なリペアは自分で行う方法もある
靴底の中で、傷みやすい場所では、カカト部分ですが、
踵補修材を使用する事である程度すり減りを修繕する事も可能です。
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靴の修理用グッズは、ソール交換ができないタイプの
靴底修繕に使用する事も可能なのでソール交換できる靴と比較すると、
持ち具合が違って来ますが、ある程度靴を長持ちさせる事も可能なので、
お気に入りの靴を長く履きたい場合、便利です。
以上の感じで、オールソール交換できても、
靴のアッパー部分に大きなダメージを受けていると、
ソール交換だけで済まない所もあり、必ずしもソール交換できれば
得とも限らないケースもあります。
ある程度、靴のお手入れをして大切に履かれている方では、
オールソール交換をする事で長く履けるメリットもあります。