革靴などのシューケアは、きちんと行うと、けっこう時間が掛かります。
また色々な靴クリームやシューケアグッズを揃えるとけっこうお金が掛かってしまいます。
靴のお手入れもフルメンテナンスでは、
ブラッシング、クリーナーで汚れを落として、靴クリームを塗り、ワックスを塗るなどの順番もあり、思っているより時間が掛かる場合もあります。
今回は、あまり履かない靴のシューケア方法について紹介します。
靴の劣化原因の1つは長期保管
スニーカーや革靴も含めて、
劣化してしまう原因は、長期保管も関係あります。
スニーカーや、セメンテッド製法の靴は、
基本的に接着剤とポリウレタンソールを使用しているモデルが多く、
3年、5年、10年と放置していると、ソールがボロボロになったり、
接着剤が劣化して剥がれてしまう事があります。
特別、こだわりが無ければ普通に買い替えた方が早いので、
そこまで古くなった靴は、買い替える事をおすすめします。
普通に保管している状態では、
梅雨シーズン前に陰干ししたり下駄箱の掃除を行ったり
換気を行う事や除湿剤を置くなどしてカビの発生を抑えます。
梅雨シーズンを過ぎて乾燥して来る時期は、
可能であれば、デリケートクリームを塗ったり、油性の靴クリームを塗り
革の保湿と保革を行います。カビ防止剤入りタイプのクリームなど使うと、
カビの発生を抑えられます。
また靴を取り出して普段より湿気ている感じでは
屋外などで陰干しを行って湿気を逃がしてから、
デリケートクリームを塗る感じになります。
塗った後も、湿気を逃すために
屋外などでしばらく陰干しを行う感じになります。
私の感覚では、梅雨の時期や雨が多く降る時期は、
湿気やカビに気を付けて、陰干しを行い、乾燥しやすい時期は、デリケートクリームを塗り適度に保湿して行く感じです。
栄養クリームをベタ塗りするのは、
カビが発生しやすくなるので、長期保管の靴では、
涼しくなって来てから、栄養クリームを塗った方がカビが発生し難いです。
通気性の良い場所の長期保管では、若干乾燥しやすい所もあり
革が少し乾燥した感じになってきたら、デリケートクリームを塗る感じです。
デリケートクリーム意外に
レザーローションやオールインワンもあります。
こちらは若干、革に対して栄養補給効果もあるので、
カビが生えやすい方は、涼しくなって来てから塗る感じです。
基本的に湿度が高い時期は、
水分や栄養が多くなりすぎるとカビが生えやすくなります。
なのでクリームなど塗った後は、陰干しを行ってから収納する感じになります。
その他では炭など乾燥剤を入れる。消臭スプレーなどカビの発生を抑える成分の入ったスプレーを使用するのも効果的です。
保管で気を付けるポイント
革靴の保管で気を付けるポイントは
カビが発生した靴は、別の場所に話して補完する事です。
理由は、カビが他の靴にも感染してしまうからです。
カビ除去クリーナーやアルコールでふき取る。
天日干しを行って乾燥させてカビを死滅させる。
靴磨きの道具を分けて使う。などあります。
まとめ
お出かけ用、フォーマルの靴も必要ない時は、ほとんど履かない事もあります。
私の履き方では、たまに普段の買い物の時に履いたり少し、自宅回りを軽く歩くなど
外気に触れさせるのもお勧めです。
靴底が1ミリもすり減らしたくない方は、
履かないのが一番持ちますが、適度に履いた方が靴も馴染みフィットして来る所もあります。