革靴とスニーカーのおしゃれセレクト情報記

メンズシューズからおすすめの革靴、スニーカーを中心に独自判断で紹介中です。

スコッチグレイン アウトレットモデル 外羽パンチドキャップのレビュー

 スコッチグレインのアウトレットモデル 

外羽パンチドキャップ(ストレートチップ)が届いたのでレビューします。

 

 靴の香りは、革のオイル+シンナーぽい感じでした。

バーカーブラックやチャーチなど独特の革の鞣しオイルと混ざった

香りを期待していましたが、案外普通でした。

 

 パンチドキャップの飾り穴も

思っていた程、目立たなかったので

普通のストレートチップのあまり差が分からない感じです。

 

 

f:id:yamaaku:20210831174619j:plain


 革は日本製のカーフを使用しており、

比較的細かくやややわらかめでした。

 もっとコシのある固めの

革を想像していましたが意外にソフトでした。

 

 靴擦れが起きるとか固いみたいな感じでも無く、

履いた時のフィット感は、全体を包む感じでややソフトな履き心地です。

 

 靴の内部は、布などでなく革を使用しています。

靴のライニングにパンチングを施しており、汗など蒸れ感を

軽減する加工になっています。

f:id:yamaaku:20210831175414j:plain


 靴の率直な感想では、

グッドイヤーウェルテッド製法の靴としては、

かなり軽く、ソフトな履き心地です。もっと、

タイトな履き心地を想像していたのでどちらかと言えば、

レザースニーカーみたいな感じです。

 

 靴全体も、緩めにフィットする作りになっているみたいです。

甲も少しゆとりがある感じで、革も柔らかめで、靴底もやわらかい履き心地で、

屈曲性もそこそこあります。

 

  発泡ラバーソールで軽量で適度にクッション性もあります。

三陽山長のラバーソールはもっとゴム質の感じで固めの履き心地です。

 

f:id:yamaaku:20210831180203j:plain

 

 革の顔料など強めな所もあるので、

革靴について拘りのある方では、ちょっと違う感じもあると思います。

 

f:id:yamaaku:20210831180517j:plain

 普段履きとしては、適度にゆとりのあるフィット感と

軽量な所、他ではクッション性が程々にあるので、スニーカーに近い履き心地で

ストレスが少ない履き心地です。

f:id:yamaaku:20210831180610j:plain

 

 デザインもバランスが良くベーシックスタイルです。

 

 価格帯としては、

比較的リーズナブルなアウトレットモデルになりますが、

革靴が初めての方でも、履きやすく歩きやすいです。

 

 デメリットでは、本格的なコルクの詰まった

グッドイヤーウェルテッド製法の靴を求めて購入すると、

良くも悪くも期待を裏切られる所もあります。たとえば、詰め物として

コルクの代わりに入っている低反発素材で履きやすくなっていたりシャンクがプラスチックで軽量化されています。

 

 昔ながらの製法の重みのある

革靴を期待すると、重厚感や履き心地が違う感じもあります。

 

 去年に購入したバーカーブラックや

ユニオンインペリアルのハンドソーンウェルテッド製法の革靴みたいに

履き込んで馴染ませて行くとかタイトな履き心地からフィット感を高めて行く。

みたいな足に馴染ませて育てて行く要素は低いです。

 

 作りや見た目など

しっかり作られているので、高級靴のある雰囲気です。

 

  上級モデルは欲しい❔

 

  アウトレットモデルでも

履き心地も良く、フォーマル用としても十分履ける作りになっています。

 

 ある意味、このモデルで十分。

と満足してしまうほど良い履き心地です。

 

 靴を育てるとかこだわり派では、

物足りなさも感じられるかもしれませんが、

特別、履き慣らさなくても履き初めから履き心地が良いので

フォーマル用として、置いておくのも便利です。

 

 ラバーソールでもスッキリしたソールなので、

ソールがスニーカーぽく見えないのもポイントです。