グッドイヤーウェルテッド製法の革靴は、
ソール交換が比較的長く出来るからコスパが良い。と、いった説があります。
個人的に思う所では、高級靴の場合、
買い直すよりコスパとしては、良いと思います。
仮に20万円以上の革靴とかヴィンテージの革靴になると、
オールソール交換して履ける状態になれば、コスパとしては良いと思います。
また、20年以上前の革靴でも、
アッパーなど大丈夫であれば、オールソール交換を行って履ける可能性もあります。
イメージとしては、
リペアしながら長く使える事がメリットになります。
なのでコスパだけを追求すると、メリットは低いと思います。
古い靴のメリットは、ある?
この辺りは、ほとんど、
うんちくの世界になりますが、
私が所有しているオールデンのコードヴァンのチャッカブーツは、
かなり昔の物ですが、その当時の革質とかの話になると、現行品より良質の革の噂もあります。
昔の革靴の方が革質が良い説もあり、
このあたりにレア感があるので古い靴で当時はそれほどでも無かった革靴でも
今では値上がりしている事もあり、その辺りのブィンテージ感やレア度などから、
リペアしても履きたい気持ちになる所もあります。
私が乗っている旧式の軽バンも、今では、
ほとんど見ないのでプチレトロカー感もあり、
こういったレトロな雰囲気で修理しても乗りたいと思う感じもあります。
この辺りは、
昔のヴィンテージのジーンズと同じで
当時の空気感を感じられる所があるとか、思い出の品として
使い込む所もあります。
実際に古くても革靴は、
ほぼ完成されている物なので特別劇的な進化など、
あまり感じ難い所もあります。
コップや茶碗など、特別古いから使えないのか?
と、なると、けっこう長く使っているので、それになじんでいる所もあります。
グッドイヤーウェルテッド製法の革靴のメリットとしては、
極端に言えば、30年前に買ったお出かけ用の革靴でも、大切に履いてオールソール可能な状態であれば、オールソール交換して履ける所になります。
その年月を過ごしてきた革靴といった点など、
コスパだけでは、得られない愛着もあるからです。
個人的にオールソールできるグッドイヤーでも
ソールはラバータイプや雨用にも対応できるモデルの方が良いと考えています。
理由は、手入れが滞っても比較的大丈夫な所とか、
精神状態も色々なので、興味が薄れたり、放置している時期もあります。
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また、比較的手に
入れやすいモデルの方が最悪、買い直せる所もあります。
古いのと新しいので交互に履くなど、色々な楽しみ方もあります。