前回の記事で紹介した、ロックポートのアウトレットモデル マーシャル ウィングチップシューズの補修と仕上げ、カスタマイズを行った点について紹介します。
アウトレットですが、どこがアアウトレット?と思えるくらい綺麗ですが、
シューズチェックでくつかの不具合ポイントが見つかったので補修を行いました。
前回のレビューです。
ロックポート MARSHAL ウィングチップのアウトレットモデルの購入レビュー - 革靴とスニーカーの男子生活記
インソールを取り外して靴の内側の底をチェックすると、
つま先部分が陥没した感じになっていました。
アウトソールの軽量化で空洞になっている所に
底の紙シートが陥没していました。ソールの内部が空洞になっていた?
可能性も考えられますが、多分、アッパーとソールの接着時の仕上げで失敗したのかな?とも考えています。
補修方法では、シューグーを凹んだ所に塗り込んで、馴らして乾燥させて完了です。
ソールについて、1つの塊で作られている感じもありますが、
実際には軽量化の為に空洞化しているタイプも多くあります。
靴の修理動画など見ていると、内側からはがすと、
けっこうアウトソールの内部は空洞になって作られているタイプを見たりします。
毛羽立をライターの火で炙る
毛羽のある部分にライターの日など近づけて、焼く事で毛羽立ちを整える方法です。
こちらは火の先端を20センチくらい話して徐々に近寄らせて毛羽が焼けたら火を消します。
ナイロン製の靴では、基本ＮＧと考えています。
シューレースを交換する
シューレースを新たに買い直すのも面倒だったので、
今回は100円ショップで買ったゴム紐のシューレースを使用しました。
どちらかと言えば普段用として履くので、
スリッポンみたいな感じで紐をほどかなくても履き脱ぎがしやすい様に交換しました。
靴クリームを塗る
靴クリームはスーパーで販売されていた
ライオンの濃茶クリームでつま先と踵を中心に塗りよくふき取りました。
その後、除菌防カビ剤配合の革スプレーを布に付けて、
全体を拭きあげて、乾拭きを行って完了です。
防水スプレーを吹き付ける
革製品にも使用可能な防水スプレーを吹き付けて
雨の日や普段に備えた仕様にしました。基本掛け過ぎない程度で屋外で天気の良い日に使用します。
インソールを交換する
ソルボの衝撃吸収、汎発性のあるインソールに交換しました。
ただ、厚みがあるので、けっこうピッチリな履き心地になります。
交換した理由は、
ソルボのインソールの方が涼しく感じられるからです。
ロックポートの備え付けのインソールは毛羽立った感じで裏側は、
ポリエステルタイプなので、熱が伝わりやすく、足が蒸れる感じで暑く
感じられたからです。
消臭スプレーを吹きかけてシューツリーに入れる
交換したインソールも防臭加工がされているみたいですが、
履き終わった後、消臭スプレーを靴の中に吹きかけて、シューツリーに入れます。
以上の感じで簡単なプチカスタムを行ってみました。
レザースニーカーは蒸れやすい？
今回購入したロックポートのウィングチップも
セメンテッド製法でスニーカーよりの作りです。
なので、スムースレザースニーカーと同じ感じです。
以前、レザースニーカーを履いて水虫になった事もありますが、
当時、ほぼ毎日、同じ靴を履いていた事や消臭スプレーなど使ってなかったのも原因と思います。
実際に今回の感想も、
レザースニーカーは蒸れやすく感じられました。
セメンテッド製法のスムースレザーでは、
除湿性や通気性がメッシュ素材のスニーカーと違い、どうしても蒸れやすいです。
購入したモデルでは、ライニング素材が暑そうなフェルト布？
みたいな感じだったので、その分、熱が伝わりやすくこもりやすいのも原因みたいです。
レザー素材のスニーカーモデルは基本、雨の日に履かない
レザースニーカーも基本として
雨の日に履かない方が良いと考えています。
普段用でも、ちょっとお出かけに履いたりする目的で履いて行く感じです。
普段履きはメッシュ仕様がおすすめ
革靴を普段にあまり履かないのは、
やっぱり1日履くとけっこう汚れたりキズが付いたりしやすい所もあるからです。
革靴はＴＰＯとして履く場所によっては良いと思います。
ですが、季節によっては、革靴よりメッシュ素材のスニーカーを
履いた方が、良い感じです。
革靴は基本、大切に履く
革靴や革製のスニーカーは、
基本大切に履いた方が良いと考えています。
気にしないでガンガン履くみたいな感じもありますが、大切に履く事で足に馴染みエイジングを楽しむのもポイントです。
