想定外の超タイトフィットになったバーカーブラックのローファーですが、
実際にどのくらい超タイトフィットなのか他に所有している靴と比較してみました。
比較する事で、本当に超タイトフィットの革靴は良いか?悪いか検証してみます。
基本、履き始めは、
かなりキチキチで靴擦れに気を付ける事が大切
超タイトフィットの靴になると、本当の所、どうなんですか?
と、疑問を持つ方も居ると思います。今回は、私のこれまでの経過からの感想と比較になります。
履き始め、初日は、かなりきつく、頑張って履いて無理をして歩くと、
靴擦れになってしまいます。さらに2度目、3度目と履き始めのキチキチに耐えながら履く事になりますが、基本的に10回以上履いて、30分くらい歩く程度が限界です。
それ以上歩くと、足が痛くて、そろそろ歩きでやっとみたいな感じです。
けっこう慣らし履きのペースは急ピッチで行っていましたが、
靴擦れが悪化した事から、バンドエイドやセロテープ、ナイロンガムテープなどテーピングとして足に巻いて履いたりしています。
おおよそ15回程度履いて、横幅の革も伸びて
足がつま先に伸ばせるようになっています。ですが、まだ歩くとキツイので長時間の歩行は厳しい感じです。
初め履いた時との差では、ピチピチで締めつけのじわじした痛さが多少和らいだ感じです。初めは、激痛で今は痛気持良い一歩手前程度の痛さです。
この調子で見ると、後15回くらいは履かないと、
馴染んで来ない気もしています。多分、普通に明日から履く靴として購入すると完全にサイズ選びとしては失敗と思うくらいキチキチです。
実際にタイトフィットなのか他の靴と比較すると分かりやすいです。
ユニオンインペリアルの25.5㎝ 2Eとの比較です。
幅はいくらか革が伸びて来たので新品の時と違って見えます。
ソールを合わせて比較すると幅の違いが分かりやすいです。
つま先は、ユニオンインペリアルの革靴では捨て寸が長くロングノーズです。バーカーブラックも気持ち捨て寸があります。
右側の比較ですが、下がユニオンインペリアルで足幅が広めです。
反対側もユニオンインペリアルの方が広めです。
以上の事から、足幅が細身なのが分かります。
アサヒシューズのスニーカーと比較画像です。
スニーカーは、25.5㎝、3E幅でほぼジャストサイズです。
気持ちバーカーブラックのーローファが長く見えます。
比較では、ある程度革が伸びて馴染んで来ると、
25.5センチで3E幅の足でも、極端に小さすぎる事もない感じです。
ただ、甲が低い事もあり、まだまだタイトフィットな履き心地です。
靴底のコルクが沈み込んで革がいくらか伸びて来ると、ジュストフィットになりそうな感じもします。
なので、今の過程では、
まだまだきつめですが、特別履けない事もない感じになっています。
今の段階では、超タイトフィットの靴を選ぶより
気持ちタイトめ程度がおすすめと考えています。理由は、履き始めは、
かなり痛くて靴擦れも起こるので、すぐに新しい靴を履きたい場合には不向きだからです。また、しばらくの間、慣らし履きを続けられる方で無いと、慣らし履きを行う暇が無くて、履かないままになってしまう可能性もあるからです。
超タイトフィットの靴は、
ゆとりをもって履き慣らして行く。
個人的な感想では、やっぱり超タイトフィットの革靴は、
半分趣味の靴と考えたりしています。ビジネスシューズやフォーマルシューズなど、
急に履く必要がある時に、すぐに履けない靴になる可能性もあるからです。
なので、ゆとりがあって、履き慣らして行ける方向けの靴と考えています。
個人的に、履き慣らして行くメドでは3ケ月から4ヶ月くらいで見ています。
実際に超タイトフィットな革靴を履く事については、
事前の準備やある程度計画的に履いて行く事が大切と考えています。
いちお、私の場合、今後購入する計画としては、
あまりにも超タイトフィットの革靴は、選ばない考えになっています。
とにかく履き始めは、足が痛い。靴擦れが激しい事や
日々、慣らし履きを行う必要もあるので、ゆとりがないと難しいと思います。
今回は運よく格安で購入できましたが、
高額な革靴を購入する計画としては、検討する必要があると考えています。
10万円クラスの靴で、痛みに耐えて気長に履き慣らして行く。
みたいなのは、難しい気もしています。革靴の検証としては、ある程度気になっていた事や興味のあった事柄の1面でも色々知る事ができたと思っています。
特別、そこまで高額な革靴を普段履きや
仕事靴で履く必要性も低いと考えたりしています。