革靴選びで重要なポイントは、色々あります。
履き心地、基本デザイン(プレーントゥとかストレートチップなど)、シルエット、
製法(グドツイヤーウェルテッド製法とか、マッケイ製法、セメンテッド製法)、ブランド名、革の種類、加工方法、色、価格など。
色々な要素が絡んできます。
サンダース ミリタリーダービーの特徴では、
特別、シルエットがシュッとした感じでも無く、つま先部分もビジネスシューズの中では、ぼってりした感じです。またロングノーズでもないので、スーツなどに合わせる靴と比較するとダサイ雰囲気もあります。
その一方、カジュアル感のあるシルエットです。
幅広すぎず、狭すぎずの中間的なシルエットです。
つま先も横から見るとせり上がっており、歩きやすい形です。
カジュアルなモデルと合わせやすい理由
ビジネスシューズも色々とカッコイイモデルもあります。
ただ最近は、あまりスーツスタイルで合わせる事も減っているので、
カジュアル寄りなシルエットモデルの靴の方が合わせやすい所もあります。
つま先からぼってりした感じのラインです。
ユニオンインペリアルのこっちのモデルになると、
つま先がややロングノーズで細身のシルエットです。
スコッチグレインの外羽モデルは足幅が3Eなので、やや幅広ノシルエットです。
ただ、つま先を絞っている事でビジネス感が強い感じもあります。
幅広にするとぽてっとした感じになるので、
ビジネスシューズでは、つま先を絞る傾向が多いです。
その他では、サンダース ミリタリーダービーと比較して、
つま先があまり上がってない所もあります。ドレスシューズでは、
つま先があまり上がると、ドレッシーさが損なわれるみたいな所もあるからです。
カジュアルと合わせやすいのは、
元々ミリタリー用の靴として作られている所もあります。
ワーク系と合わせやすいのも、
ミリタリー→ワーク用の服と変化した所とか、
逆にワーク→ミリタリー用の服みたいに相性が良い所もあるからです。
スーツ用の革靴では、
スーツと相性が合いやすい事も意識して作られていると思います。
マッチングしやすい事もけっこう重要だからです。
この辺りは雰囲気もありますが、ビジネスシューズを
Tシャツとジーンズに合わせても、今日は、何かお出かけの日だったの?
と、尋ねられる事もあります。
この辺りは、雰囲気の違いもあるみたいです。
例えば、ファッション系のユーチューブでは、
MBさんでは、スコッチグレインの革靴を勧めている話は無い所もあります。
パドローネは勧めても、
リーガルやスコッチグレインは、あまり勧めてない感じです。
サンダースも勧めてないですが、
この辺りもスタイルの違いみたいな所もあります。
タイトルもカジュアルにも合わせやすいと入っていますが、
イギリスの革靴は、スーツの国で作られているので、スーツよりな所もあるからです。
ドクターマーチンは、ロッカーとか
ワークシューズのイメージもあるので、
サンダースはミリタリー系なので、この辺りも微妙にイメージが違う所もあります。
ドクターマーチンまで行くと、カジュアル寄りなので、
スーツに合わせやすいシルエットのモデルもありますが、
ソールがゴツイ分、カジュアル感が強すぎる所もあるので、
意外に靴選びと相性は難しい所もあります。
スコッチグレインの外羽モデルとカジュアルは、
合わせやすい?みたいに尋ねられると、ビジネスベースのシルエットなので、
サンダースの方が、カジュアルよりに合わせやすい感じです。
服のコーデなど、色々調整する事で
マッチングする所もありますが、そっちになると上級向けになる所もあります。