革靴とスニーカーのおしゃれセレクト情報記

メンズシューズからおすすめの革靴、スニーカーを中心に独自判断で紹介中です。

革質について靴を並べて比較してみた感想



 革靴でよくキップ、カーフ、ステア、コードバンなど

革の種類で比較される事もあります。

 

 今回はどれがどの革?みたいなのはあまり分からないのもありますが、

私の持っている靴の画像で革質の良し悪しを比較してみました。

 

 

 最初は、私が所有している牛革の靴の中では1番皴が入っている靴です。

履いた回数では、30回くらい履いたか履かないくらいの靴です。

 けっこう皴が入っています。革の厚さもかなり薄く柔らかいです。

 

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 革靴を見る時、革質が良いのは足のつま先部分で

真ん中の部分は、どちらかと言えば革質が落ちて来ると言われている話もあります。

 

 カンガルー革でもなさそうなのと、

1万円位で販売されていた靴なので、革質の当たり外れもあるかも知れませんが、

けっこう適当な感じもします。他にもソールの縫い付けがずれているとか、かなり荒っぽい作りでした。

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 次はリーガルのモンクストラップの革靴です。

価格は2万4000円くらいで、5年以上は履いた靴です。

 ただシューキーパーを入れないで履かれていた靴なので、履き皴が目立っています。ただ、最初の靴の革質や皴の感じから比較しても5年以上履かれた靴としては、かなりしっかりしています。ジオックスといったタイプで靴底から湿気が抜ける事で通気性が良い機能性の高い靴です。

 

 こちらは、ガラス加工(樹脂加工)の靴なので皴が極端に入らない可能性もあります。

 

 アンチガラスレザー派の方もいるそうですが、

革質の悪い革靴よりガラスレザーの方がまだマシと思う所もあります。

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  コードバンの革の靴になります。

傷がついていますが、コードバンも傷が付きます。

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 コードバンは黒の靴でもバーガンディー色になるので、

黒の牛革靴と比べると茶色ぽく見えます。またつや感、光沢感、皴の入り方も周囲に小さな履き皴がほとんど入っていません。

 

 

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 真っ黒でないバーガンディー色が入っているのが分かります。

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 こういった感じでみると、コードバンの革靴が良いとか

最高みたいに思う方もいるかも知れませんが、お手入れをしないでほったらかしにして油脂が抜けると革が割れたり割けてしまう話もあります。

 

 今の所、まだ割けていませんが、牛革もクラックが入ったりして

皴から割けるそうなので必ずしも良い革の革靴であれば、メンテナンスフリーでも

無いからです。

 

 他では雨に弱いとか、コードバン最高と言われていても、

けっこう気を使って履く靴になるので、基本的になんとなく勢いで買ったとか、

ただカッコイイからで買う前に事前にお手入れの仕方もある程度知って買った方が良い靴の1足になります。

 

 個人的に、さすがに今のオールデンのコードバンは、

かなり高額なので、良く考えて購入した方が良いと思います。

 

 以前は10万円以下で販売されていたり、

バーゲンで半額で売られていた事もあったからです。

 

 コードバンの靴だけで探せば日本ブランドの靴もあります。

グッドイヤーウェルト製法で無いから嫌だとか、なってしまうとこだわりになりますが、そこそこ履く靴としては、実用性は高いと思います。

 

 

  

  日本の靴と海外の靴の違いは、

なんとなくデザイン性の違いみたいな所があります。

 

 日本的になると西洋的なデザインと何か違うティストかあるみたいな所で、

海外の靴の方がなんとなくクールに見える話もあります。