サンダースの革靴は、
ポリッシュドレザー(樹脂加工、ガラスレザー)仕様になっており
特別、プレメントを行わなくてもよさそうな感じもあります。
今回のプレメンテでは、
ツーフェイスローションで軽くふき取り作業。
ライニングを含めて全体にデリケートクリームを塗る作業。
オールインワンレザーセラム モイストで軽く塗って拭く作業。
ブーツブラック ニュートラルを軽く塗ってふき取る作業。
シューポリッシュのニュートラルををつま先と踵を中心に拭き、
軽く艶出し作業を行いました。
ライニングの塗布では、
デリケートクリームの吸収率が高く、乾燥している状態みたいでした。
ポリッシュドレザーなので他の栄養クリームの神道率や効果は、あまり分からないです。
全体的に馴染んだ後、靴に足を入れて皴入れも行いました。
その次に20分くらい、歩いて慣らし履きを行ってみました。
履いた感じでは、思っていたより軽く、
コマンドソールも想像していたよりクッション性があり
歩きやすかったです。歩いていて少し右足の小指当りが痛くなりました。
その後、100円ショップの
低反発インソールを入れると痛みも解消されて歩きやすくなりました。
アッパー全体も見た目と違い軟らかく、足に馴染みやすい感じです。
比較の為にリーガルのグッドイヤーの
ガラス加工モデルが一番上で次にサンダース、
三陽山長、鞍次郎と並べてみました。
特徴では、一番軽いのはサンダース、三陽山長、リーガルの順番です。
リーガルが重いのはソールが分厚いのも関係があるみたいです。
他では、つま先が上に上がっているモデルでは、リーガル、サンダースで三陽山長の鞍次郎は、あまりつま先が上がってないのが特徴です。
ドレス仕様とウォーキング仕様の差もあるみたいです。
その他で気付いた事では、同じグッドイヤーでも
コバの出っ張り感の差があります。コバの出ているのはリーガルとサンダースで、三陽山長が1番コバの出っ張りが少ないです。
縫製の細かさとか革質の良さでは、三陽山長が綺麗です。
リーカルもしっかりした作りでキズなどありますが革質も丈夫で、
20年以上前の靴なので革質なども、それ程差がついて無い感じに見えます。
昔の革靴の方が、安くて良質な革を使用できた話もあります。
実際の歩きやすさでは、サンダースの靴が1番歩きやすいです。
またシルエットもリーガルが3Eなのと三陽山長も幅広目のシルエットな分、サンダースがスマートな印象です。
コスパ靴としてサンダースは良い?
今の段階では、何とも言えませんが定価で見ると、
コスパの前に、ミドルクラスの靴になります。なので、
ファッション好きや靴好きのモデルとなり、トリッカーズやチャーチなど
他のランクのモデルもあり、もう少し背伸びして高いモデルを買いたいと思う方もいると思います。
5万円代の下では3万円代になり上では7,8万円代と、
けっこう微妙な選択のモデルになります。
ライバル的な所では、レッドウィング ミルワン、
ミスターオリーブ、オリエンタルシューズ、三陽山長の
EXラインなどあります。
私が買ったポイントでは、
比較的幅が広めで甲も高めなので、
海外ブランドの靴の中では比較的足にあったモデルになります。
他では雨の日にも履ける事と、実質の購入価格もあります。
私が購入した価格では、3万円代で購入できたので、コスパ靴としてみると、
他のコスパブランドの靴よりお買い得感が高いと思います。
サンダースの靴は、また買う?
将来的に購入する可能性は、このまま極端に値上がりを
しなければまた購入できるチャンスもあると思います。ただ、5年先、10年先になると、革素材が値上がりしてみたいになると、並行輸入モデルなどお手頃モデルを選ぶ可能性もあると思います。
少なくても、お手入れに手間のかかる靴は、
将来的にあまり買わなくなると考えています。
なのでサンダースの革靴を購入する可能性は高いと思います。
以上の感じで、ソール自体も頑丈で長持ちするそうなので、
あまり気にしないで履ける靴の1足になると思います。