革靴とスニーカーのおしゃれセレクト情報記

メンズシューズからおすすめの革靴、スニーカーを中心に独自判断で紹介中です。

実用で履くスニーカーは短期間に揃え過ぎない方が良いと思う話

 最近はユーチューブで色々なスニーカーや革靴を

収集されている方の動画を見る事が多いです。

 

 前回の話では、

毎年10足買い続けると

10年で100足になるので保管スペースを考えると、

いくらか履ける数に抑えて行った方が良い話でした。

 

 

 その他にもいくつかのポイントについて紹介します。

 

 経年劣化、基本5年説

 

特にスニーカーの場合、経年劣化の可能性が高く、

作られて数年経つと加水分解が進行し始める情報があります。

なので、ある程度、ベストな上代で履ける期間としては5年くらいまで。

と、ある程度使用期限の基準値を設けた方が良いです。

 

 実際に履けなくなるのは、

物によっては、もっと長く持つケースもあります。

 

5年以内である程度履き込むと考えると数足ローテーションで

数年程度と考えると、5年で6足くらいを目途に考えると良いと思います。

 

 1足だけの場合、1年から2年程度で、

かなり傷む可能性があるので、数足程度で3年くらいを基準にしています。

 

 実際に1足では、

もっと早く痛むケースもあるのでローテーションの方が持ちが良いです。

 

 なので、ある程度履き込む前提で考えると、

1年で10足購入してしまうと靴が消耗するより、

経年劣化で履けなくなる方が早い可能性もあります。

 

 基準値としては、

ちょっとシビアな設定と思っていますが、

この基準値でスニーカーを揃えて行くと同じ年に

複数のスニーカーを揃えないで期間を開けて揃えた方が、

一度に経年劣化して履けなくなるリスクを分散できるメリツトもあります。

 

 バルカナイズ製法などのモデルでは、

加水分解は、あまり気にしなくても良いですが、ラバーの劣化もあるので、

履き心地、柔軟性で考えると、古いより新しい方が良いと言われています。

 

 少なくても履く前提で靴を購入する場合、

短期間に集中して靴を買わない方が良いと思う所もあります。

 

 トレッキングなどの

アウトドアシューズもテレビで報じられていましたが、

コロナ禍で数年ほど、履かれて無かったソールは、経年劣化しており、

グリップ力が低下しているそうです。そういった事もあり事故に繋がるケースもあるそうです。

 

 インテリアとしてのコレクション

 

 

 インテリア、デザイン、

コレクションとしてスニーカーを揃える方もいますが、

この場合、履く為だけ。とも違って来るので履く前提で

スニーカーを選ぶ場合とは違ってきます。

 

 コレクションの場合、履き心地を楽しむ。

デザインなど履いて楽しむ。といった所になるので、

日常に履くスニーカーとして見ると、また違う感じになります。

 

 中には投機目的みたいな所もありますが、

私の体験では、10年くらい過ぎると、熱が冷めてしまい、

結果的には手放してしまったモデルも複数あります。

 

 革靴やブーツもそうですが、

一生物と言われていても履かないモノは、

やっぱり履かないままになってしまい下駄箱の整理に

手放した所もあります。

 

 

 革靴も高級靴を買う理由は、

フィット感とかデザイン性、作りなどおしゃれを楽しむ。

と、いった所になります。

 

 ただ、数が増えると、

ケアに消費するクリームの量も増えてしまうので、

数が多い事が良いとも限らない所もあります。

 

 実用で履くスニーカーの場合、

基本としては履く前提で、いくらか消耗したら

買い替えて履いた方が良いです。

 

 最近のスニーカーの流れでは、

ナイキなどのプレ値のモデルの価格が下がって来ている話や、

円安などの影響から海外ブランドのスニーカーが値上がりしている話もあります。

 

 以上の感じで、普段に履き潰す感じでは、

アウトレット、セール品モデルを履く事で支出を節約する対策もあります。

 

 私の場合、基本、アウトレット、

セール品の比率が高いのも、消耗品として考えると、

長期間保管するより、靴の消耗の方が先に来る前提でセレクトしています。

 

 楽しみ方は色々ですが、

実用靴としては、1足数年くらい持つ前提で選んでいくのもおすすめです。

また、購入時期を分散して購入して行くのも、経年劣化で同時期に劣化しない為の対策になります。

 

 新品で新しいモデルでも

価格が高ければ経年劣化しない。と言った事でも無いので、

その辺りも踏まえて選ぶ事も大切です。

 

 ニューバランスのハイモデルなど、

コレクションとして所有する方も多いですが、

履き心地も売りなので、ある程度履いた方が良いと思う所もあります。